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父親のカード番号で購入して、パソコンを閉じ自室に戻る。 洋服棚の一番下を引き出し、ズラリと並んだDVDのタイトルを眺める。 どれにしようかなあ…ご主人様シリーズにしよ。 DVDを手に、階下へ行きデッキにセットする。 始まるまでにイヤホンとティッシュを用意してソファーに座った。 部屋のパソコンで見るのもいいけど、やっぱり大画面のがいいね。 胸を強調したメイド服姿の女優さんが画面に現れ、ポーズを決めていく。 鼻歌混じりにそれを眺め、濡れ場まで堪能する。 僅かに反応を示す自身を撫で、まだかなあ、と時計を見たとき、リビングの扉が開いた。 イヤホンを外し、帰宅した清太におかえりと声をかける。 「ただいま。…またしてんの?」 「うん!清太待ってたんだよ」 「あー…ちと先着替えっから待ってて」 「わかった、早く来てね」 「はいはい、つか寒くねーの兄貴」 「ぜんぜん」 ふうん、と言いながら二階へ行く清太の背中を見送り、自身へ視線を戻せば完勃ち状態。 期待にヨダレ垂らしてる鬼頭を、清太が来るまで撫でる。 こそばゆくてきもちい…。 しばらくして戻ってきた清太が、俺の横に腰かけた。 イヤホンを片方だけつけ、濡れ場まで戻して画面へ見入る。 右手を動かし、息を乱す。 「はぁ、清太、清太見て、」 「見てる。やらしいな、こんなん見て感じて。…ぐちょぐちょじゃん」 イヤホンからする甘ったるい嬌声と、清太の呆れたような言葉に身体が震える。 「ん、俺、やらしいんだ。あ、ん、きもち…いい、」 画面には、メイド服から両乳を出したまま膝をつき、口で男優のを奉仕している女優がいる。水音と舌の動きに、うっ、と息を詰める。 「清太、ん、いく、いきそ…」 「は?まだだろ、もっと我慢しろよ」 「ん、わか、わかった、」 ギュッと片手で根元を握り、ゆるゆると緩慢な刺激を反対の手で与える。 「あぁ…きもちい、清太、フェラ、きもちい?」 「あー、まあ。うまい子だと天国だね」 そうか、天国なのか、俺もしてもらいたい…。
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