第二章

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「晶、首輪つける気になった?」 あれから4日間、完全に由の言った通りになった 朝は下半身の違和感で起きて、夜は気絶するように眠った 俺は毎日あのどうしようもない熱に犯され、それでも由はつきっきりで付き合った 朝から夜まで、ずっと側にいて、自分での処理は絶対にさせてもらえなかった いつか犯されるのだろうと何度も覚悟したが、結局一度も後ろは触られもしなかった 毎夜欠かさず塗り薬は付けられたけど、本当にそれ以外での性的接触はなかった 4日間も繰り返しそれが続けられると俺も勘違いしてしまう 由は本当に助けるためだけに俺の発情期の手伝いをしてくれていて、ドムはドムだけれど、無害なのかもしれない その思いは最終日を迎えるとほとんど確信に近くなってきて、今では口では文句を言いながらも体を委ねるのに抵抗がほとんどない 発情期も最終日を迎え、元の生活、といっても俺にとっては他人とのへんてこな共同生活に戻ると思っていた 「で、決意はできた?」 由が俺に首輪をつけることを求めてくるまでは 由のことは信用できるのかもしれないと思う 決して痛いことはしないし、それよりも俺が楽になるようになんでも用意してくれる だがなぜか外には出してくれないし、俺にここまでしてくれる理由もわからなかった それがどこか引っかかって、うん、とは即答することができなかった 「、やだっ…」 「そっか困ったな、首輪をつけてくれたら外にだって連れて行ってあげるのに」
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