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抗体検査を実行するという情報があります。
PCR検査体制がしっかりしていない現在、感染者が多い地域での抗体検査は、無作為で千人規模で行なう事によって始めて、無症状患者だった人の比率が少しだけはっきりすると思います。
ただ、やはり誤差はあるという事ですから、実体把握とは少し狂う訳です。
慶応大学病院のPCR検査の結果では、かなりな確率で陽性患者が存在していました。
又、現在の検査の陽性確率では35%に近いというデータもあり、これは検査待ちが多いという実態があるからだと考えられます。
希望者全員に検査を実行すると、驚くような結果が出るかも知れません。
岡江久美子さんの例で判りますが、発症していながら患者としてカウントされていない人は、かなりの数が居ると考えるべきでしょう。
私の感覚では、検査待ちを含めた患者だけで公表の倍、無症状を含めると少なくとも5倍は居ると考えています。
とすると、日本全体では既に10万人という数字も見えてきます。
ただ、コロナウィルスは免疫が無いウィルスではありますが、致死率としては異常に高い訳ではありません。
他人に感染させる事は恐れても、必要以上に恐れる事はありません。
私達は、必ず死ぬ運命を持つのですから、それが癌やら心臓病やら事故やらコロナウィルスやらの違いだけ。
他人にうつさない事だけに注意し、受け入れる事だと私は考えています。
台湾や韓国の対応と我が国を比較した時に、本当に情けなくなります。
安倍政権の無策と官僚のセクト主義は、昔の日本軍にも劣ります。
戦力の集中という基本的な戦争理論は、私が2月末に提言した事の根底の考え方です。
しかし現状は、最前線の医療関係者の数はどんどん減少して、看護士協会は資格がある方の復職を呼び掛けている状況です。
これも私は、短期間のアルバイトで通常より高額で国が呼び掛ける事を提唱しました。
マスクもそう、他の医療機器もそう、医療関連の国内での増産も提唱しましたが、まだ実行されていません。
戦争学が無いのは日本だけだという話もあります。
戦争をしない為の戦争学は、万が一の時に役に立ちますから、それを勉強していたら対策は違っていたと私は考えています。
戦争をする為には、最前線に戦力を集中し、その後ろには予備兵力を置きます。
そして、戦力を維持する為の補給も必要です。
この補給の部分が、医療機器の国内での増産であり、今回のコロナウィルス禍では、休業保証という事になる訳ですから、要請だけするという対応では、この戦争学からは落第という事になります。
つまり、安倍政権と諮問機関の人達は落第なのです。
こんな人達に舵取りを任せて良いのでしょうか?
専門家でも、政府の諮問機関に入っている人の意見とは、かなり政治的なバイパスが掛かっていますから注意して下さい。
この流行の初期に、WHOのバンデミック宣言の遅れを思い出して下さい。
トランプ大統領の怒りも判ります。
現状でも、自粛の効果はあるはずですが、効果が少ない場合は、思った以上に無症状患者が多いという事です。
私は潜在的患者はもう少しで10万人と書きました。
だとすると、身近に居る確率は高まります。
他人にうつさない努力。
気を付けて下さいね。
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