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骨
彼と僕は長い間一緒に暮らしていた。
将来、一緒になることも誓っていた。
そんな彼が突然僕を裏切ろうとした。
親にばれたからだって。
離れることは、赦さない。
だから、殺すことにした。
首を締めたら、彼は死んでしまった。
あけなかった。
ふふふ。
ビクビクいっていた。
声をかけても、話さなくなちゃった。
でも、彼はもう話さないけど彼は生きているんだ。
僕の中で。
どこかで聞いたんだ。
一緒に暮らしていると食事などが一緒で骨の成分が似てくることを。
だから彼はいないけど僕の骨格は彼と一緒と言うことだよね。
骨までいっしょということ。
彼とずっと一緒にいられる。
ふふふ
離さないよ。
<完>
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