第二話 物語の始まり

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 今はそれくらいしか言うことができなかった。   そして自分の書いた漫画を持って帰ろうとした時。 編集長[待ちなさい。そしてもう少し座って話を      聞きなさい。]  よくわからなかったがとりあえず座って話を        聞く事にした。 編集長[君、この漫画は何回も自分で            読んでるかい?] 前原[えー、まあ、読みすぎて全て       暗記してるくらいには] 編集長[素晴らしいね。なら、どうしてこの漫画を     描こうと思ったんだい?]             前原は即答した。 前原[決まってますよー。俺もこんな強い      主人公みたいになりたいからです。]  編集長[なるほどね。私もじっくりと時間をかけて        この漫画は一通り読ませてもらったが    確かにこんな主人公になれたらいいね。    特にこの世界で死に、異世界に行って   お偉いさんから能力をもらって最強になる。   いいじゃないか。この漫画を昔に見せて       いればの話だったけどね。]
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