世古白翔

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そこから、まず暴力沙汰となり、俺らは試合にしばらく出れなくなった その暴力沙汰のおかげでというのかはわからないが、先輩方のやめた理由も知ることができた それと同時に葵がずっと前にそのことに気付いて、なおかつ祐也さんとその話しをしていたことを知った 祐也さん達はゴールデンウィーク合宿の最終日、今、部活を辞めるか、ありもない事実で、問題児として強制退部させられるか選ばされたそうだ 先輩方は強制退部などはクラブの今後に迷惑がかかると言って退部したそうだ 俺らはもーそれはそれはというぐらいバスケに打ち込んだ 全員先輩のことを気づけなかったことを後悔していた 必死になって身体を動かしている時はその後悔も忘れることができた その後監督は代わり、練習を死ぬ気でしたおかげで県三位になった それは嬉しかった が、代々続いてた部室の壁に貼ってある卒業式に撮った写真 先輩の代だけがなかった 全員が後悔していた 特に向井さんは推薦入学を狙っていたが台無しになった 自分達の代の写真も部室に飾られることはなかった 葵「白翔?」 白翔「あ、わり、ぼーっとしてた」 柊斗「何?焦ってんの?」 白翔「は?」 葵「あれ?違った?」 幼なじみ達には筒抜けのようだ 葵「大丈夫だよ、白翔、俺らは白翔とバスケしたくてこの高校きたんだから!」 柊斗「そうそう!ゆっくりでもいーんだよ!」 白翔「、、まだ、なんも言ってないけどね、」 まぁでもなんとかなるよな 焦るのは良くないな あの監督が1番悪いけど、俺らだって気付けたらなんとかなった 先輩方にあったら堂々と謝れるようにとにかく今出来ることをしよう!
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