〜チャンミンの想い〜

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〜チャンミンの想い〜

”愛し合う為”に、ジェジュンに跨がり胸の突起に吸い付いた けれど、目を覚ましたジェジュンに突き飛ばされ、あえなく撃沈 やる気MAXなユンポもがっくりと項垂れた 静まり返った部屋 ベット脇に落ちてるワインボトルを拾い上げ、キッチンに向かった ダイニングテーブルには、食べかけの料理と空のワインボトルが、そのまま置きっぱなしになっていた 「ジェジュン…料理もするんだな‥」 その食べかけの料理に手を伸ばす 「ん…旨い…」 冷めているのに、どこぞの一流レストランにも負けない味だった 尚更、ジェジュンが欲しい どうにかして、手に入れたい… こんなに心から欲したのは、ジェジュンが初めてかも知れない 今まで、欲しいものは必ず手に入れてきたし、手に入れられないものはなかった。そんな見えないプライドのようなものもあったのかも知れない ************************************ 翌日、チャンミンはいつも通りのチャンミンで、昨日の事には触れてこなかった だから、俺もいつも通り接していたんだ だから、油断した 「ヒョン‥今日、飲みに行きませんか?たまには‥女の子抜きで‥」 「‥そうだな」 親睦を深める為にも、たまには男二人でもいいかも知れないな なんて、あまり深く考えてなかった 今日は、女の子の好きそうなこ洒落たバーじゃなくて、大衆居酒屋 男二人だし、たまにはこう言うのもいい 「ヒョン‥やっぱり、最近変わりましたよね?」 「‥そうかな?」 「ええ。なんか、こう‥色っぽいと言うか…」 「‥き… 気のせいじゃないか?」 「いいえ…そんなハズはありません‥例えば・・ほら…そこ!」 「え…」 チャンミンの指差す方を見ると、緩めたネクタイとワイシャツの隙間から、いつの間に付けられたのか?がっつりキスマークが…  「うわっ!」 俺は慌ててネクタイを締め上げた 「フフ‥ヒョン、わかりやすっ!!」 「こら!年上をからかうなよ!」 「別にからかってなんていませんよ?お?ただ‥ 今まで女遊びしてても、そういうの付けてこなかったヒョンが‥ねぇ‥ 本命なんですか?その人‥」 「ナイナイ!絶対ない!、、、本命なワケないだろ?あんな奴…」 「そんなに全力で否定されると、余計に怪しいですよ?お?」 「…………………」 「それ、つけた奴に妬いちゃうな、僕‥」 「お前… 何いってんだ?酔ってんのか?」 「酔ってなんか、いませんよ‥」
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