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濃厚なキスを受けながら、気がつけばまた、再びユノに組み敷かれていた
完全に酔いは覚めてる
でも、ユノに捕らわれた身体は、完全にユノに服従していた
両足首を掴まれ、顔に付くほど上げられると全てが丸見えになる
恥ずかしい///
でも、それが不思議と嫌じゃなかった
寧ろ感じている自分に驚いた
俺…Mだったのか…?
自覚してなかっただけに少しだけショックだった
もう……どうにでもなれ…
俺は全てをさらけ出し、気持ちよさに身を任せることにした
「んっ…あぁ…」
「ジェジュン…感じてるのか?」
「ん‥///」
「もっと聞かせて?その、厭らしい声‥」
「バカ‥ユノ…んんっ///」
「いいよ?ジェジュン…そう、もっと声出して?」
俺の中で何かが弾けた
「はぁ、んっ…」
それからは、自分でも吃驚するような甘い声が部屋に響いた
何度イッたのかわからない…
気がつけば心地良い疲労感で、そのまま眠りに落ちていった
「ん…朝か?」
目が覚めると隣にユノの姿はなかった
やっぱ、あれば夢じゃないんだよな…
こんな気持ちのいいSEXは初めてかもしれない…
初めてユノにヤラレタ時、目が覚めると身体が引き裂かれそうで死ぬほど痛かった
それなのに…今回は、不覚にも感じてしまった
寧ろ今までで一番良かったかもしれない…
余韻に浸りながらもまた、ウトウトとし始めた
どの位時間がたったのだろう…?
辺りを見回すと、すっかり薄暗くなっていた
「ユノ…?」
あいつ、まだ帰ってこないのか?
明日も仕事だし、そろそろ帰ろうかな‥?でも、鍵…
流石に開けっ放しはマズいよな、、
帰るまで待ってろって事か?
もう少しだけ待って見るか…
…にしても、ハラ減ったな
昨日の夜から酒以外、ろくなものを食べてない
俺はベットから起き上がり、鈍痛の腰をさすりながらキッチンへと向かった
一人暮らしにしては、大きな冷蔵庫だな…
こっそり冷蔵庫を開けると、酒と少しの食材が入っていた
勝手に使っちゃ悪いかなと思いながらも、ヤッたんだからこれぐらい頂いてもいいだろ?そんな思いで、食材を適当に見繕って料理を作り始めた
久々に作る料理
一人暮らししてからは、ほぼ飲み歩いていて、料理をする時間すらなかった
「よし、旨い。料理の腕は落ちてなかったな」
冷蔵庫の中の一番高そうなワインと共に作った料理をダイニングテーブルの上に置いた
「ん、やっぱ旨い!このワインも最高だなw」
気がつけば
自分の作った料理に自画自賛しながらもワインを一本空けていた
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