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「う‥ん‥」
此処‥どこだ?
目が覚めると、知らない天井が見えた
「っー?!」
次の瞬間、ひどい頭痛と身体を引き裂かれるような激痛が走った
「痛っ‥て‥」
ふと、視線を横に向けると‥
「ー?!」
‥…だ‥誰?
隣に見知らぬ男が寝てた
途中までは、何となく記憶はある
って事は、ユノ?
痛む身体を起こし、ベットヘッドに身体を預けた
「ん?」
俺は自分の姿にゾッとした
何で俺、服着てないんだよ…
あ、服が皺にならないように脱がしてくれたのか‥
って、違う…
俺は恐る恐る布団を捲った
「ー?!」
俺、コイツとヤったのか?
腹の上はどちらかが吐き出したであろう体液がへばりついて、カピカピになっていた
「・・・・・マジか」
自分のしでかした失態に青ざめた
何がどうして、どうなってるんだよ・・
懸命に思いだそうとしても、二日酔いの頭では思いだせそうにない
「はぁ・・・・」
「・・・目が覚めたか?」
「あ?・・ああ」
「大丈夫か?」
「・・何がだよ」
「身体・・」
「-?!・・やっぱり、俺・・お前とヤったのか?」
「・・・覚えてないのか?」
「・・・・・・」
「お前初めてだったんだろ?」
ユノはベットに腰掛けて煙草に火をつけた
「・・・・・」
「良かったよ、凄くな。身体の相性ピッタリで、何度もお前の中に・・」
「やめろ。それ以上言うな!」
「分かったよ。でも、お前が誘ったんだからな?」
「俺が・・・?」
「ああ」
そう言うと、煙草を灰皿に押し付け、一糸まとわぬ姿で立ち上がり部屋を出て行った
・・・デカい。完敗だ・・
通常時であのデカさだ・・
あんなのが俺の中に?
考えただけでも吐きそうになる、、
酔っていたとは言え、何も思いだせない・・
この身体の痛みは・・やっぱり・・
俺がヤられたんだな・・
「はぁ・・・」
盛大に溜息をついて立ち上がろうとしたら、何やらドロっとしたものが内腿を伝った
俺とした事が・・
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