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〜衝撃の再会〜
「・・そこまで言わなくてもいいだろ?仮にも一夜を共にした仲だろ?」
「・・だから、そういうのやめろよ、キモチワルイ」
「・・・・」
「痛ってーな!!もっと優しく洗えよ!まったく、どんだけ溜めたらこんだけ出んだよ?あ?」
「・・・悪かったな?」
せっかくのタダ酒が・・こんな事態になろうとは・・
暫く酒は控えるか・・
「これでいいか?」
「ああ」
痛む身体を引きずるように浴室を後にし、散らばった服をかき集め、着替えると何事もなかったようにユノの家を出た
折角、友達になれそうだったのに、、
こんなの二度とご免だ
こんな事なら、ユチョンの話、真面目に聞いときゃよかったな。
そしたら、こんな事には巻き込まれなかった
ヤルならともかく、まさか俺がヤラレルとは・・俺も終わったな
勿論、このユノとも連絡先も交換してないし、もう二度と逢う事はないと思ってた
暫くは会社と家の往復のみで、大人しくしてた
毎晩のように飲み歩いてたユチョンともあの日から、連絡が途切れたままで
でも、時間が経てばいつも通りのユチョンに戻ると思い、特に気にも留めなかった
だって、またいつもの気まぐれだと思ったから、、
1か月くらいして、ユノにヤラレタ傷もすっかり癒えて
さすがに人恋しくなって(笑)
久々に一人でバーへと出向いた
最近ヤッてなかったから、イイ女いね~かな?なんて物色してたんだ
薄暗い店内は、良く目を凝らして見ないと、ホテルに連れ出して吃驚!!って事もあるからな(笑)
そう言えばユチョンと連絡取ってないな・・あいつと一緒なら、どんな女も落ちるんだけどな
俺の好みのタイプを根こそぎ持っていかれることもあるくらい(笑)
彼奴はルックスもいいし、話も旨い、でもってアンニュイな雰囲気を醸し出すから、女はイチコロらしい、、
ま、俺は俺でモテなくもないけどな?
しかし、久々の酒は旨いな~なんて思いながら、視線を入り口付近に向けると、そこにはユチョンの姿が・・
誰かツレを連れてんのか?←w
目を凝らすと・・
「ユノ・・・・」
何でユチョンと一緒に居るんだよ?
まさか、ユチョンも?彼奴にヤラレタのか??
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