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俺は持っていたグラスを握り締め、ユチョン達に気づかれないようにあまり目立たないBOX席へと移った
はぁ・・あぶね~・・
しかし、あの遊び人ユチョナが男にも興味があったなんてな・・
でも、ユノとは止めてくれ・・お前と兄弟にはなりたくない・・
なんて、一人百面相しながらこっそり二人の様子を伺う
二人はどういう関係なのかが気になる・・でも、下手に近づけばバレる
「はぁ・・」
どうしたものか・・
何話してるのか気になるけど、雑音が多すぎて、会話は何一つ聞こえては来なかった。
ガードの弱そうな女を見つけるどころか、すっかり帰るタイミングを失ってしまって、ただひたすら目立たぬように酒を飲んでた
彼奴ら、一体いつになったら帰るんだよ?
いくら何でも飲み過ぎた・・
最近大人しくしてたから、こんなに飲んだのは久しぶり
やべー・・なんかグルグルしてきた・・
トイレに立とうとしたら、一気にアルコールが回って目の前が真っ暗になった
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
バターン!!
「ん?」
「んー?!」
振り向くとそこには・・・
人が倒れたのか、数人の人だかりが出来ていた
俺たちはその人だかりをかき分け中に入った
「「ジェジュン??」」
「あ、お客様のお知り合いの方ですか?」
「あ、はい」
飲み過ぎたのか、頬がほんのり赤く染まっている
「スミマセン・・・連れて帰ります」
ユノがジェジュンを背負って店を出た
「悪いな、ユノ」
「良いって。それより・・・」
「ああ、どうぞ?」
「サンキュー。後で飯でも奢るよ」
「ああ。クスクス・・」
「こんなになるまで、、どんだけ酒飲んだんだよジェジュン、、てか、いつからあそこに居たんだ?話・・・聞かれてないよな?」
「・・・多分な。この人混みじゃな。じゃ、またな?ユノ。ジェジュンを頼んだよ?」
「ああ、任せとけ」
ジェジュンを家に連れて帰り、ベットに寝かせた
シャワーを浴びて全裸でジェジュンの上に跨り、シャツのボタンを外しながら唇を重ねた
「ん・・・ふぅ・・」
「ジェジュン・・・愛してるよ」
白い肌が露わになると、至る所に印をつけた
”俺のモノ”という印を
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