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ある晴れた日の休日、太郎くんは昼すぎまで寝ている父親のもとへ行きました。
「ねえ、パパ。論理と理論の違いってなあに？」
太郎くんは、テレビを見ていて「論理」と「理論」という言葉が交互に使われているのを聞いて、何が違うのかよくわからなかったので父親に尋ねることにしたのです。
しかし父親はなかなか起きず、声をかけ続けるとようやく目を覚ましたので太郎くんは再び尋ねます。
「ねえ、パパ。論理と理論の違いってなあに？」
「ん？そうだな……」
太郎くんから声をかけられて父親はのっそりと起き上がり、子供にもわかるようにと、少し考えてからこう言いました。
「酔っ払って帰った次の日に、財布の中身を確認して「おかしいな」って思うのが論理だ。そして次に「まあいいや、いつものことだ」として納得するのが、理論だよ」
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