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いつか幸せが訪れる時
すずらんのように可憐で可愛らしく、純粋な彼女が好きだった。
そんな彼女が今日、結婚する
相手は、もちろん僕じゃない·····。
【好き】そんな言葉を伝える事が出来ないまま僕の恋は幕を閉じた。
僕は願うよ
彼女の幸せを心から
この恋は実らぬまま終わってしまったけれど、花のように美しい笑顔が続くなら
僕は、それだけで満足だから――――。
頬から流れる涙は胸に沁みるけど、心の中に溢れる、彼女の想いに嘘はない。
―――心から願うよ―――
君の幸せを·····。
そしていつかまた笑顔で会いたい。
いつか笑って会える日が来る。
そんな日まで。
―――さよなら大好きでした。
いつか僕にも
【再び幸せが訪れる】と信じて―――。
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