最近のマスクの取扱い方事情について

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最近のマスクの取扱い方事情について

 新型コロナウイルス感染予防策として、テレワークや時差出勤が奨励されています。かくいう私の会社でもこの取り組みがなされており、私も出勤時間が一時間遅くなりました。  その影響で朝のニュースが『あさイチ』に変わりました。  その『あさイチ』では連日のようにコロナ対策が取り上げられていますが、今朝(4/27)の内容には少し思うところがあったので指摘させていただきます。  外から帰ってきたときのマスクを家に上げないようにする対策とは一体何ですか。  何やら上記のような対策が世間一般に広がっているようですが、要は外気に触れた外側にウイルスがついているかもしれないから、それを生活空間に持ち込むのはよろしくない、という認識なのでしょうか。  マスクについては以前にも言及させていただきましたが、ウイルスはツーツーです。マスクの外側についているなら内側にもついています。  上の対策を、医療従事者の方がなされるのなら理解できます。コロナウイルスに罹患している患者さんを診て、その際に咳やくしゃみを正面から受けた際に、そのマスク表面にウイルスがついている。それを感染源としないためにこの対策をするのは分かるのです。  しかしながら普段生活をしている人が、外出先でマスクをせずに飛沫を飛び散らかしている人と近距離で会話をするのでしょうか。その場合もマスクの表面には何かしらのウイルスが付着している可能性がありますが、緊急事態宣言が出させれている現状で、そのような自殺行為をなされる方は少ないかと思います。  また、マスクは感染者がそれ以外の方に感染を広げないことに重きを置く予防策です。ウイルス感染の封じ込めに失敗し、今や誰が感染しているか分からない状況です。  マスクをするということはつまり、自分が感染しているかもしれないということです。もし感染拡大を防ぐことを目的とするのなら家の中でこそマスクをしましょう。家族に感染りますから。  また、『あさイチ』ではその後、休校中の子ども達のゲーム事情に言及していました。ゲームもいいけど時間を決めて、勉強もしてほしい。そう思っていらっしゃる親御さんが多いようです。  そんなあなたには山本五十六の言葉を送りましょう。  「やってみせ、言って聞かせてやらせてみ、褒めてやらねば人は動かじ」  良いこと言いますね。褒めるという行為に関しては、アドラー心理学的にはアウトですが。  勉強してほしければ勉強して見せましょう。良い機会です。ウイルス学なんてどうでしょうか。  私は理系じゃないから分からない。そういう方もいらっしゃるかもしれない。  そんな方のために、次は理系と文系の話をしましょう。
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