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ある日の休日…
休みの日になると奈津が家にくる。
俺の両親は朝早くから仕事でいない。平屋の離れにある俺の部屋は鍵をかけていない。
お邪魔します、と声が聞こえて部屋に入ってくる。
その音に俺は気がつく時もあれば眠りが深くて気がつかない時もある。
奈津が部屋に来ると寝ている俺のそばに来て「おはよ」と小さな声で言ってくる。
耳元で囁く可愛らしい声と必ずスンスンと俺の匂いを嗅ぐのは犬みたい。
寝る前にシャワーを浴びているが、臭くないかと心配するけど「幸人の匂いが好き」と言われているのでほっとく。
こそばゆくて俺がもぞもぞすると布団にそっと入り俺の背中にくっついてくる。
そのまま寝ると思いきや、前の方に手が伸びてきて、こっちは起きてると俺のに挨拶している奈津…
朝から甘々と甘える奈津はとてもヤバい。
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