いつも君を想っているよ。幸人の想い

俺の初めて…

　俺だって恋愛したことがない訳じゃない。
　キスぐらいは…いや経験があるのはキスだけ、唇が触れ合うくらいの可愛いやつ。

　奈津とのディープなキスでスイッチが入ってしまった。

　一旦、気持ちを抑えるも奈津の柔らかな肌の質感を味わいたくて脇腹を擽ってみる。

　奈津はくすぐったい…と笑う、ほんのりと熱を帯びた視線で俺の唇を見ていた。

　その瞳に吸い込まれるようにキスを落とす、上唇を唇で軽く挟み込むと口に隙間が空き、舌を差し込んだ。

　もう止まらない…服を脱がせてブラのホックに片手で外しにかかるも、マンガに出てくるような男の子が軽くパチンと外すように出来なかった。

　何もかもが初めてなんだから仕方がない。

　露になった奈津の胸を手で包むとマシュマロのような柔らかさでスベスベしている。小さく膨らんだ頂きを口に含むと奈津が小さく喘いだ。