0人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
まずはお通し
ごめんください、吉井ハルノと申します。
二〇二〇年三月吉日のこと、ちょっとした精神疾患持ちの世界をエッセイにしてみよう、と、思いたって色々考えなんとなくまとめていました。
それを約一ヶ月後の今、本腰入れて書いてゆこう、と、決意しました。
エブリスタ様が、この新型肺炎の窮地をのりこえる企画として、あなたの生活は今どう? と云った作品を公募かけてらっしゃるのをお見かけしたものですから、いっちょ私も、と、立ちあがります。
私の疾患は「摂食障害をともなう境界性人格障害」です。
長いスね。
わかりやすく云うと、あらすじにも書いてありますとおり「食べることにこだわりすぎる人格が生活に多少の影響を及ぼしてる障害」です。
わかりやすいけどやっぱ長いですね。
最近のラノベのタイトルみたいだ。
それでも内容はラノベでなく、いたって難しくないエッセイなので安心してお読みください。
食べる、と云う生き物としてあたりまえの行為を敵にまわしたらどんな世界が自分をくるむのか。
その私にとっての常識が、健常者の方々にとってはたぶん非常識が、読んでくださった方の緊張した心をちょっとでも、こんなこともあるのねへェ、と、ほぐせれば幸いです。
それでは、どうぞおつきあいくださいませ。
最初のコメントを投稿しよう!