第3話 辿り着いた村「ナターシャ」

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街並みを捉えた瞳を輝かせながら、必死に走る。息がかなり上がってるが、それよりも人に会いたい感が勝っていた。 ゼェゼェと息を鳴らしながら、ようやく辿り着いた。人が居そうな所に。 そこは街というより村のようで、とても小さい。それでも人気は有るのが分かる。 あまりの嬉しさに、乾いていた瞳からまた涙が溢れる。 「うわぁん!……やっと他の人に会える〜」
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