46 3人で一緒に

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 アダムの発言にエリーゼは唇を突き出した。 「アダム、その言い方傷つく〜。でも、正解……、私の寝室含め、全部アリスがやってくれたの。店で売ってるものは気に入らないからって言って、全部1から作ったんだよ〜。すでに買ってた家具も解体してたから、かなり本格的だよ」  アダム、サラ、サラの侍女は驚く。 「へぇ〜、才能あるよ。細かい装飾もすごく綺麗。アリスは魔道具開発にむいてるんじゃない? 魔法大学院の卒業資格をもっていたら、工房とか開けるからオススメかも。卒業生の工房はほとんどないから、将来は明るいと思うよ」  サラも同意するように頷く。 「薬学にお誘いしたいところですが、これを見せられると、アダムの提案が最適かもしれませんね」  褒められっぱなしのアリスの顔は、真っ赤だった。 「こんなに褒めて頂けるなんて……。大学院に入ったら、そのコースも考えてみようと思います」  エリーゼはアリスの可愛い反応を見て、堪らなくなる。  横から抱きしめ、いつものように頭を執拗に撫でる。 「姉さん、やめてください〜」 「ハハハハハッ!」 「ほほほほほっ!」 「ふふっ」
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