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レッツおさんぽ
「あきは。わたし、みんなとあそびたい」
人造人間コスモスが村の一員となってから数週間後、彼女はすっかり人気者となっていた。
「んー?いいよー。でも危ないことはダメだからねー?」
のんびりした口調で秋葉はそう答えた。
「あっそうだ。可愛い洋服作ったんだ!!着て行ってよ!!」
椅子から勢いよく立ち上がると、
彼女はクローゼットにかけてあった
真っ黒なワンピースをコスモスに渡した。
「…ん」
100人がみたら80人がなんでこんな可愛い子を真っ黒にするんだ!!!と思うかもしれないが、そんなのお構いなしに秋葉は押し付けた。
「きてみる」
「うんうん!」
「…いい?」
「美少女が着ればなんでも可愛いよー!」
「そう…」
少し頬を赤らめ、準備万端になると、
コスモスは扉を開ける。
「いってきま
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