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「ねぇ、やっぱりフーちゃんに
迎えに来てもらえば
よかったのに ̄」
「なんだ、
もうへばったのか?」
「まだ歩けるよ
でもフーちゃん何でこんな不便な所に住んでるんだろうね」
「そんなのどうでもいいだろ」
「まぁ、そうだけど」
「ほら、フーちゃんの家
見えたよ‼️」
緑に囲まれた森の中にポツンと建つ一軒家
一斉に駆け出す二人
一足先にドアの前に着くサーニン
少し遅れてマックスが来る
トントン
サーニンかノックする
ガチャリ
ドアが開き一人の女性が出てきた少しふっくらした巻き毛の
眼鏡をかけた可愛い女性
「こんにちは」
「元気してたぁ?」
目の前に立つ二人を見て驚く
後から二人の少年も追い付く
「駅から歩いて来たの?
連絡くれたら迎えに行くのに」
眼鏡の奥の丸い目をますます丸くして四人を見るオフィーリア
そんな彼女の手をとるアンジー
「素敵なレディのお手を煩わすようなことはできないからね」
「ふ~ん」
「何、その目つき❗
俺は素直に言っただけなのに‼️」
少し拗ねた態度のアンジー
その様子に笑みを浮かべて言った
「ちょうど一息するところだったから、珈琲、紅茶、ココア
どれがいい?
アンジーはお酒かな?」
「俺はそんな飲んべえじゃないよ‼️フー姉さまと同じでいいよ」
「僕たちも一緒」
そんなやり取りをする二人を楽しげに見ていた三人が言った
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