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プロローグ
俺の名は「タダ」
歳はもうすぐ45になる。
俺は精神疾患?である。
病気で2年会社を休んだが…
会社は大企業である事から…
俺は復職する事が出来た。
職場の上司は労働意欲を沸き立たせ…
俺をケアしているが…
俺は全くそんな事に興味がない。
俺は何に対しても興味が無く…
食べること、寝ること、性欲を満たすこと…
それ以外は頭に無く、マズローの欲求では最低レベルである…
生理的欲求を満たす事だけで生きていた。
でも、大企業は天国である…
俺は与えられた仕事をこなす意志も気力も無い…
俺の職場での仕事は…
ネットを見ては面白そうな記事を課員に紹介するのだが…
俺が勝手にやっているだけで…
課員は意味の無い情報である事と課長に苦言投げていた。
俺を何処かの職場に回したいのだが…
俺を何処も受け入れるところが無い。
既に俺は病気であり…
会社のお荷物だと知れ渡っていたからだ。
しかし、俺は会社をクビになることは無い…
いい会社だ…
やはり大企業…
精神疾患である俺をクビにして俺が労基署(労働基準監督署)に垂れ込めばマスコミの餌食になる事がわかっている。
俺は国に守られている。
本当天国だ!
昔、今は?少年は犯罪を犯しても少年法があり手厚い…
あの少年Aはあんな惨たらしい殺戮を犯しても…
今は平然とこの世界で暮らしている…
そう自由なのである。
俺はいつもそんな事を考えこの世界の矛盾を利用して生きていく…
それが俺の人生なのだと!
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