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「た、大変だ~! モモラバ公爵様が水浴びをしている間に、泥棒に服を盗まれたーー!!」
よっぴが大騒ぎしていたので、タバタバ王は気の毒に思って、モーモに服を贈りました。
とあるブランドのスーツを着たモーモは端正かつ真面目な印象を与え、元々持っていた上品さをも醸し出していたため、ことさらにいい男となりました。(ここ強調!! ←byモーモ)
タック姫はそんなモーモをねっとりと見ていました。
彼のネクタイがタコ焼き柄だったこと、特別なネクタイピンであることを、タック姫は見逃さなかったのです。
モーモは馬車に乗せてもらえるのを見たあと、よっぴは馬車の先を駆けていきました。
そして、腰痛に耐えながら、草を刈っているアッキーを脅しました。
「王様が来たら、ここはモモラバ公爵様の土地だと言え! そうしないと、ニャオンカードだけでなく、こっちの激レアクオカードも使ってしまうぞ!」
「ひえーー! わかりました、わかりました。それだけはご勘弁を~!」
土下座するアッキーを見て、いじり役はなんて楽しいんだと、よっぴはノリノリです(≧▽≦)
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