ご主人様 VS 長靴をはいた猫

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もちろんタバタバ王達を乗せた馬車が来た時には、アッキーは言われた通りに答えました。 「なんて広い土地持ちなんでし! すごいでし!」 よっぴはまた先を急ぎました。今度は麦を取り入れている村人サーラーに声をかけました。 「この麦はモモラバ公爵様の物と言え!……、いや、言っておいてください……<(_ _)>」 サーラーは睨みつけながら、言いました。 「毎日、毎日に忙しいっていうのに、そんなことにはつきあってられないわ!」 よっぴは少し考えてこう切り返しました。 「劇が終われば、アッキーが飛騨牛を届けてくれると思います。今日の夕食 はすき焼きなんてどうでしょう? あ、もちろん自分も食べます!」 「よし、のった!! 今日はすき焼きパーティだ!」 麦も全てモモラバ公爵の物とサーラ―に伝えられ、タバタバ王は感心してしました。そんな中、タック姫はモーモのネクタイピンに釘付け。 (あれは「たくみのヤイバ―」のロゴ入りのものに違いないわ! 確か50個限定で、今超入手困難なのよ!)
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