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病院No2
これは僕が体験した話。
これも病院で起こったことだ。
僕が6歳の頃母が妹を出産する為に入院していて最後の2日は僕も泊まっていいことになったので病院に父と泊まることにした。
個室で母は普通のベットに僕と父は簡易ベットに寝ている。
簡易ベットは少し窮屈で寝る場所が変わったからなのか僕は何度も目が覚めた。
何度目かに起きると母の周りに看護師らしき人が4人ほどいた。
1人は母の血圧を計っていてもう1人は紙に何か書き込んでいた。
何かを話していたがそこまでは残念ながら覚えていなかった。
血圧を測っていた看護師と目が合った看護師は笑うことも無くじっと僕を見つめている。
何故か怖くなって目を瞑り僕はまた眠りについた。
翌日母にそのことを伝えると
「夜中にそんな事するわけないじゃん。それになんにも感じなかったよ?」
と言われた。
夢かと思ったがはっきりと鮮明にその事を覚えていて夢ではないと確信した。
一体あの看護師たちは何者だったのだろうか。それは今でも分からないまま。
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