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理不尽に嫌われ、来て欲しくないと願われる月曜日。
いつもの夜道を歩きながら、俺は物思いに耽けっていた。
家に帰りたくない訳ではない。ただの買い物帰りだ。とっくに陽が沈んでいるのは、単に家を出るのが遅かっただけだ。夕飯を買うためだけに二十分も歩いてスーパーに行くのが面倒で渋っていたのだ。
学校でなにか嫌なことがあった訳でもない。俺は、順調にそこで過ごせるタイプだからだ。勉強や運動もそつなくこなせるし、友達作りに困ることもない。基本的に、そこは楽しい場所だと認識している。
じゃあ、何故、月曜日、それも夜道を歩きながら、いつも暗い気持ちになるのか。
一言でいうと、取り返しのつかないことをしたからだ。
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