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「なあ…みのり…『もともとわたしのほうが琉希くんを好きになったんだし、いいんだよ。こういうのは慣れてるから』って何？」
「え？」
みのりは俺をまっすぐ見てる。
「俺のことそんなに好きなの？」
俺もみのりをまっすぐ見た。
「うん…好きだよ。」
そしたら、みのりはそのまま視線をそらさず、俺を見たまま答えた。
「ほんとに…ほんとに…何があっても好きなのか？」
「どんなことがあっても…好き。」
「絶対絶対？」
「琉希くん？」
みのりが不思議そうに首を傾けた。
けど、目はまっすぐで絶対うそなんていうやつじゃないってことはわかる。
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