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「みのり、なんか今宮が昨日から突然見違えたように動きよくなったんだけど何かしたか?」
琉希くんといろいろあって、すれ違って…
でもやっぱり好きで…
それで…琉希くんがはじめてわたしを好きだと言ってくれてから3日後、
要するに合宿後の初練習から帰ってきたお父さんが首を傾げながらわたしに話しかけてきた。
「え?別に…」
琉希くんに好きって言われたとか…そんなことお父さんに言えるわけない…
「そうか…アイツ…合宿中死んだみたいになってて心配してたんだけどな。まあいい。合宿前よりさらに動きいいから、俺としてはそれが1番だからな。」
そして、はははと笑った。
合宿中死んだみたいって…
もしかして…わたしとのこと…
琉希くんも悩んでてくれたってことだよね…
ほんとに…
わたしのこと…
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