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JKで2年でありながらにして、こんなにひとつのカードゲームのカード1枚に対して凄く悩まされるとは思わなかった。
それから月日は経ち、秋めいて来た頃に、事件は起きた。
近くの山村の郵便局にて立てこもりが私と同じく女子高生を人質にとっていた。
そんな事は私は露知らずに、修行あるのみだった。
その時、将龍剣ガイアールはいきなり光出し、イラストが変わった。
「覇闘将龍剣ガイオウバーン…」
む、胸が張り裂けるッ
そして、迸るッ
殺気ッ
私の服は修行着ではなく、濡れても居なく、学園で着るブレザーにプリーツスカートに黒ハイソックスに革靴を履いていた。
周りなんぞ気にせず、私は何かに取り憑かれたように山奥を抜け、山村に入り、何やら郵便局近くが騒がしい…
「闇を斬り裂け、炎の刃…
悪を薙ぎ払え、不滅の刃…」
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