優等生の悩み

ご挨拶

　皆様、こんにちは。
　ようこそ、夢の宿へおいでくださいました。
　肌寒くなってまいりましたが、風邪などひいておられませんか？
　お気を付けくださいませ。

　ところで、皆様には、実らせたい、夢や希望はございますか？
　実らせたい恋。なーんて、いうのもお洒落ですね。
　失礼いたしました。
　べらべら、話しているお前は、誰だとお思いでしょうね。
　申し遅れました、夢の宿支配人の、叶(かなえ) 夢実(ゆみ)でございます。
　以後お見知りおき下さい。

　ところで、皆様の周りには、「優等生」と呼ばれる方はおられるでしょうか？
　もし、おられるのでしたら、その方のことを、どう思っていらっしゃいますか？
　なんでもできて、嫌なやつと、思っていますか？　
　いちいち、鼻につくとか。
　大人には好印象だけど、周りの生徒にとっては、近寄りがたくて、ちょっとヤなやつ、という感じでしょうか。
　しかし、そんな悩みなんて無いだろう、と思われる人にも悩みはあるようです。

　本日のお客様は何でもできるが故の悩みを抱えておられる方のようです。