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俺たち学生にょたはお風呂の入り口で番をする。奥からは大人にょたたちの声が聞こえる。
「やっぱり巨乳化にょたチョコはいいですよ!うたうものさんも使うべきです!」
五丁目さんの声だ。
「これ以上、魔性属性あげてもねぇ。それに私、スリム化にょたチョコ使ってるから、まずは痩せないと」
うたうものさんの声だ。
「トランク一つで~」
タッくんの歌声だ。
その声を聞きながら待ち構えていると敵は現れた。
「お風呂……。覗く!お風呂!!」
目が血走った伊織先生がゆらりと歩いてくる。
「そこをどけーー!」
俺らは手にした箒で伊織先生の行く手を阻止する。
「伊織先生は入場禁止!」
良くんが強く言い放つ。
「なぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃ!!!?なぜだぁぁぁぁぁ!!!?」
「伊織先生がへんたいだからです!」
香多くんがぶった斬った。
四人で伊織先生をぐいぐいお風呂から遠ざける。
「諦めたらそこで試合終了なんだよぉぉぉぉぉ!?」
「諦めなかったら伊織先生の社会生活も終了するから!」
げたんわくんも負けない。
「おこぼれ貰わなきゃ生きる糧にならないでしょ!?」
伊織先生は諦めない。仕方ない。タッくんに授かった秘策を使うしかない。
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