0人が本棚に入れています
本棚に追加
雑な終わり
木村正は、今日もぼっちゃまの面倒を見に来ていた。
雇われた日から何日もたったとき木村はぼっちゃまにあることを言う決心をした。木村は積み木で遊ぶぼっちゃまに「ぼっちゃまさん。あのですね。」と言うとぼっちゃまは木村を見て「分かってる。辞めたいんだろ?」と言うと木村は慌てて「違いますよ。辞めたいとかでなくて。」と答えるとぼっちゃまは目を輝きながら「そうなのか?で、なんだ?」と顔を見て聞くと木村は「ぼっちゃま!変わりましょうよ。この、環境をそして人生を僕がお手伝いしますから。駄目ですよ。あなたの努力は間違ってるよ。今、変わって両親をギャフンといわせましょうよ。勿論、これは、僕が思ってることで若田さんとかからは何も言われてませんよ。だから、」と言いかけるとぼっちゃまは顔の髭をかきながら「そうだな。お前に預けるか。俺も、バカらしくなってきてな。親が死んだら目的も果たせないしな。」と意外にもやる気になってくれた。
そして、ぼっちゃまが本物のオッサンになる決意をした。
髭を剃り、ダイエットに励む。勿論、執事の若田さんにも内緒で二人だけてやる。
若田さんとなるべく会わないようにして、この、家で二人で生活を始めた。
そして、二人で経営の勉強や語学など教養を身につけていく。
一年ぐらい立ったときには、ぼっちゃまはもう、変わっていた。
元々、努力家で教養も身についていたせいか木村はどんどん抜かされていき、最終的に木村が勉学を教わっていた。
夜中にこっそり二人で抜けだし、飲み屋やクラブなどでコミュニケーションを勉強と名のナンパをしていた。
そして、ついに若田さんとマジマジと対面をすると、若田さんは涙を流し「ぼっちゃまが、ありがとうございます。」と木村が凄く感謝された。
勿論、両親にも、木村が感謝された。
木村正の環境に異変が起きた。
ぼっちゃま事、七瀬泉が変わったのは木村正のおかげだと両親や執事の若田さん等多数から感謝されて、ここの養子に入って会社を継がせるまでなっていった。
この、プロデューサー力はこの会社に必要性を感じたみたいだった。
木村は、イイ気になっていた。夜中に高級キャバクラをはしごしているときに、後ろから来た人とぶつかった。「すみません。」と謝るとその瞬間に背中に激痛がおきた。刺されていた。刺した人物は、七瀬泉だった。
数年後!
木村正を刺した七瀬泉は木村を恨み刺した。刑務所に入っていた。
一方、木村正は、命は助かったが体に後遺症が残りあまり、動かす事が出来ずに、昔ぼっちゃまが使っていた家にこもっていて、執事の若田さんから「ぼっちゃま。」と呼ばれ体は、丸々となり、髭を蓄えて子供の遊びをする日々が続き今日も「こちらが、ぼっちゃまです。」と若田さんが新しいベビーシッターさんに紹介していた。
最初のコメントを投稿しよう!