ベビーシッター?

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ベビーシッター?

「金ない、金ない、」とアパートとの自分の1Kの部屋で布団にうつぶせなりながら叫んでいた。一応壁が薄いアパートなので口に枕をあてて叫んでいた。 木村正(25)は最近勤めていたバイトをある理由で辞めてしまいお金が無くて困っていた。 お金は無いが時間はあるとはこの事かぐらいな状態だった。 その時だった、木村のスマホが鳴り出す。マナーモードにしているために畳にその振動が鳴り響く。 木村は少し、しかめ面になりながらスマホを覗くと安堵した顔でスマホを手に取る。昔のバイトの先輩からだった。 木村はすぐに出て「もしもし、 」と言うと「もしもし、俺!久しぶりだな!今、何してる?」と聞かれたのでこの生活を丁寧に説明をした。 先輩は「だったら、丁度いいな!バイトやらない?ベビーシッターみたいなのなんだけど?」と言われたので木村は少しも考えないで「はい!やります。」と返事をして明日、行く場所をスマホに送ってもらった。 先輩の電話を切ったあと自分がベビーシッターなんか出来るかと思ったがまぁ、いいかと思いこれから生活が首の皮が繋がった感じだと思った。
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