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アメリカの水戸黄門
先日、私の学生たちが、いくつかのグループになって、寸劇や、短い面白い劇をクラスで
演じる計画を立てました。皆で、面白い話とセリフと動作を考えました。
そして、その劇を上演した結果、とても、好評でした。最初の劇は、「アメリカの水戸黄門」という題でした。
司会者は、「水戸黄門は、江戸時代の人でした。当時、アブラハム・リンカーンは、アメリカで、いろんな問題を抱えていました。そこで、水戸黄門は、「彼を助けに行こうと決心しました」と述べました。すると、水戸黄門役の学生が、舞台に出てきました。
その学生が、腕を振ると、司会者は、「水戸黄門は、今、太平洋を泳いで、横断中です」と
言いました。泳いでいる水戸黄門は、「おお!あそこにハワイが見える。角さん、助さん、
アメリカまで、あと、半分だよ」と言いました。
カルフォルニアに着くと、水戸黄門と角さん、助さんは、西部の砂漠をワシントン市に
向かって歩き出しました。そのとき、一人の美しい娘さんが、舞台に出てきて、言いました。
「タスケテー。どうぞ、あの2人の悪い男たちから、私をお救い下さい」2人の学生が、
その娘さんを追いかける、悪いカウボーイ姿で、出てきました。角さんと助さんは、その
娘さんを守って、2人の悪いカウボーイに、印籠を見せました。
角さんは、「控えろ、控えろ」と言いましたが、アメリカ人の2人のカウボーイは、以前に、
印籠を見たことが無かったので、頭を下げませんでした。角さんと助さんは、とても
ショックでした。二人のカウボーイは、銃を持ち、角さんと助さんを脅しました。
それから、「金を出せ」と言いました。しかし、二人は、それに屈せず、断固として
断りました。その姿勢に二人のカウボーイは、退散しました。さすがに、日本の
侍はすごい精神力を持っているとアメリカの人達は感心しました。
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