スクイノコトバ

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物事への執着を生む考えや感情とは元々、『変えたり手放すべきものを、それが出来る状態として表れた形で示している』、いわば『今の在り方を見直し、それを根本から変えるチャンスを得ている』ものなんだ。 でもそれを『今を変えたくない自分自身抵抗』が、『『それを変える以外のやり方』で何とか対応してもらおうとする』というもとで、時にそれを『いつまでも果たせないまま無駄に苦しむだけの事を堂々巡りにやらせ続ける』事もある形で、それを本当にどうにかする事には通じない事を真っ先に思い付かせる中でやらせてるんだ。 これこそが『苦しみに通じる執着』の背景なんだよ。 例え衝動的ではなく、あたかも本心ではあるかのように常にいつまでも続いてる中で望んでいる事でも、それが『苦痛やさりげない不快感を伴う中で望んでいる』なら、それを何とかして実行しようとするのではなく、時にそれを実行しないまま最終的にスッパリ手放す事も前提とする形で、『その執着に通じている考えや感情から脱却して自由になる』事をやるようにしよう。 そうする事で、無駄に苦痛やきつさを覚えている状態から解放され、そこから『君が本当に望んでいる事』に気づくようになり、本当の幸福と充実感のもとで平穏に過ごせるようになるよ。 また、その『執着を生む考えや感情』は時に、『本当の望みではあるけど、それを叶えたら変わってしまうので、それを叶えずただ望み続けたままにとどめている』という背景のもとで抱え込んでる事もあって、『執着を生む考えや感情』を抱いてる中で意識してるものだからといって、それが『君が本当に望んでいる事じゃない事』とは限らないんだ。 それも『ただ無駄に苦痛や不快感を愚直に抱き続けた状態にいる』事から脱却する事で、ただ苦痛から解放されるだけでなく、『本当に望んでいる事』のもとでそれがあらためて叶えられる事に通じていくよ。 君が今苦痛や不快感を伴う形で一方的に執着してる事は、ただ気が済むか半永久的にそうあり続けるしかないものではなく、少なくとも『今この時にも行える形で、いつでもそこから自由になれる』事であり、何より『それを克服して自由になる事を通して、雨の後の虹に相当するそれ以上のものを最高の形でもたらす事が出来るチャンスを得ている』事である事を忘れずにね!
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