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「だけど、いっぱい出たね。気持ちよかった?」
詩織はホットタオルの上から白濁に塗れた理央自身を揉むように拭った。上からホットタオルを重ねる。
「……どのくらい我慢してたの」
詩織の手は理央の股間で動いている。
「…………二週間……」と理央が言ったあと、理央にまた芯が入った。詩織の手のひらがそれを柔らかく包む。
「二週間も?! 地獄だね。ふふふ、また元気になったわ」
理央を包んだ柔らかい手のひらが、それを楽しむように肉塊を扱く。
「んんっ、ああ……、立石さん……」
理央は泣きそう泣きそうな声を上げた。
「いいかな、直に見ても……」
詩織の声が少し上擦っている。
「うん……」
ホットタオルが遠ざかり、温かい場所をエアコンの風が冷ました。
「ふふふ……元気……」
詩織の指先にツンツンと啄かれると、それはバネのようにピクリと飛び跳ねた。
「……ああ、僕……」
詩織の舌先が理央の先端を舐めた。
「苦っ!」と顔をしかめ、涼しそうな目が理央を見て言った。「出して……」と言うと自分の口に頬張る。ネットリとした温かいモノが理央の理央に纏わる。理央が急に大人しくなった。
「あ、強すぎたかな。刺激……。宮崎くんも、触ってみる?」
詩織は理央を弄るその手で、ナースウエアのジッパーを下げる。ブラジャーは薄い水色の生地に刺繍を施したものだ。詩織は理央の手首を取る。「あんまり大きくないけど……」と申し訳なさそうに自分の胸の膨らみに導いた。
それほど大きくない理央手のひらに足りない詩織の胸をブラジャーの上から確かめる。熱を帯び、マシュマロのように柔らかいそれは指先でそっと弄る。
「んああっ……」
詩織の唇が熱い吐息を履いた。自分の唇を小さな手のひらで塞いで。
また、理央に芯が入った。詩織がそこに唇を寄せる。ネットリとした熱い感触にそこが包まれ、それに沿って彼女の手のひらが動いた。
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理央が達するのは時間がかからなかった。ゴクリと詩織の喉が鳴った。
「宮崎くん、ホットタオルを取ってくるね……」
「あの、立石さん……?」
「いつも……いつもじゃないんだけど……」
ほんのりと頬をピンク色に染め、目を潤ませた顔が理央を見た。
おわり
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