思い出

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-トコトコ、 黙ったまま歩いていると紅が少し経って話しかけてきた。 紅「・・・あんま自分を責めんなよ」 『え?』 紅「目が覚めてからずっと思いつめた顔してんぞ」 『・・・っ、僕は・・・』 紅「お前がそういう顔してっと蒼も気を使うんじゃねぇの」 『・・・・・・っ、』 紅「はぁ、まぁ無理すんなってことだよ」 紅は僕の頭をくしゃくしゃと撫でて先に行ってしまった。 僕は少しその場に固まっていたけどすぐに我に返って紅の後を追いかけた。
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