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ようこそ 影バーへ
「いらっしゃいませ」優しく言う
こういうのに関わることはないと思っていたが、
もう慣れてきた。
もう3か月も前になるのかな
・・・・・・・・・・・・・・3か月前・・・・・・・・・・・・・・・・
「お疲れー」
「あ、お疲れ―、光」
真っ黒な会社から12時間ぶりにでれる。そう思っていた時期が私にもありました。
「あ、大崎君、君に頼みたい仕事がある。でもタイムカードは切っといてね」
まさかの3時間半も+された。くそ上司め
子供の頃からすごいなぁ、将来はいりたいな
と思って、いろいろなスキルを磨いて、苦労して入った会社がこんなに不純物のないブラックだったなんて
あ、そうだ
そうしよう
決意を決めて軽快なステップをを刻みながら上司の机に向かって
「辞表」
を シューーーート
(*´Д`)たぶん自分の顔は、こうなっていただろう
・・・無職か
なんかいい仕事ないかなあ
バーのマスターに相談しようかな
行きつけの所は遠いし
家の近くになんかないかな
そう思いながら
無気力な足取りを無理やり動かして
家路につく
・・あれ、こんな所にバーってあったっけ
へぇ 『オビデエンス』っていうのか
思い切ってゆっくりとドアノブを回して開けてみる。
ガチャリ
開けた先には落ち着いた雰囲気のいかにも古びたバーという感じが広がっている
店の奥からバーのマスターらしき人が出てきた。かなり年を取っていた
「いらっしゃいませ」
凄く優しい印象だ。
店の店内を見ると 人が僕しかいない
なのでカウンターの前に座った
「御注文は何にしますか」
「あ、えーと、オレンジカクテル」
「何か悩みことでもあれば話を聞きましょう」
「じつは、、」
こんな事は悩みごとにはいるのか、ハローワークに相談すべきだろう
と少し考えたがマスターが悩み事といったので言った
「○○社に入社したのですが上司がクソで勢いで辞めてきたしかし
ほかの会社には馴染目そうにない。なんせもう37歳ですから」
するとマスターは、オレンジカクテルとこのバーとは合わない焼き鳥を出しながら
「○○社って大企業じゃないですか、 そうだ、うちの店の定員に、なってみませんか。私も老人でね手伝ってくれる人が欲しいのです」
「い、いいんですか?」
「はい、だって○○社に入れる程の実力があるので
最初のうちは分からないこともあると思うので
教えながらしましょう」
「ありがとうございます!あ、そうだ代金を」
「800円です」
「やっす‼」
・・・・・・・・・・・・・・今に至る・・・・・・・・・・・・・・
意外とサービス業は、寂しがりの僕には、とても楽しいしごとで月給もいい
今日の業務が終わり帰ろうとするとマスターに呼び止められた。
そして。マスターが言った。
「君は、客への態度が良くて、仕事ができる」
「だからこそ君に教えなきゃいけないことがある」
なんだろうと思っていた。明るい話にしては雰囲気が重い
いつもニコニコしていたマスターの顔が真剣な顔になっていた
「このバーの秘密を」
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