「ななめ20~30の間」

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「ななめ20~30の間」

箱庭の中を歩く時  自転車に乗っている時  誰かと顔を合わせる時 これといって大層なことは言えませんが 私は一つだけ  心がけている(?)ことがあります。 『目線は  ななめ20~30度』 どうしても 床やアスファルトだけを見ていると 視界が味気なくて なんとなく気持ちも上がらない かといって 常に上を向いて歩いていけるかと 問われれば その時にならないと分からない。 思いもよらない事態に苛立った時 得体のしれない悲しみに打ちひしがれそうになった時 気分がなんとなく優れていないなって時 上を向くことがしんどくなって できていたことができなくなってしまった自分が 切なくなって やるせなくなって 嫌いになる。 だから 20~30は、まぁ弱った自分の許容範囲。 仕事でも  趣味でも   いつも万全とは限らない。 波が気まぐれな私は いつ荒れ狂うか  沈んでしまうか 予想がつかない。 だから できる範囲で良いのかなと 最近は思うのです。 そんで ちょっと頑張れるかなって時には ちょっと頑張ってみて 無理って思ったら そこでストップ。 いつもそうやって  できるとは 限らないけど 自分の声に耳を傾けることが 増えてきた気がするのです。 「もうちょい行けるかも。」 「じゃあもうちょいやっとくか。」 「あかん。しんどい。」 「分かった。今日はここまでにしとこ。コンビニで好きな物買って帰ろうか。」 そんな感じ。 余談ですが この間 しんどくて買った ずんだ味のムースが 美味しかったです。
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