「好きなものの話(小説)」

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「好きなものの話(小説)」

エブリスタをはじめて、かれこれ3年目ぐらいになります。自分は、書きたいときに書くタイプの人間で、投稿もすごく不定期です。 これまでの作品を見返すと、「生死」「人間の内に秘めるもの」をテーマにしたものが多い気がします。 自分は、基本一人で何かをするのが好きな人間で、普通に「人間には常に生死がつきまとい、それは生きている以上自然なこと」と考えることがあります。ただ、周りを見渡した時、そういった考えが苦手な人が多い気がして、人には話さない(話さなくても問題はないかな・・・)ようにしています。 「自分で色々考えることは自由。でも、その考えで他の人を振り回したり、悲しませたりするのは違うかな。」と、心の中で決めているので、その点も含めて、プライベートは一人で過ごすことが多いのかもしれません。 そういった自分の性格が、作品にも反映されているのかもしれません。過去作をあげれば、『くるったおはなし』『やさしいおはなし』『彼女が最初に包丁をしまう理由』は、人間の負の感情をホラーテイスト・サイコテイストに描きました。また、『夜カフェ 流れ星』は、様々な悩みを抱えるお客さんに、店員さんが不思議な料理を提供しながら寄り添っていくという、現代ファンタジーが好きな自分にとって思い入れの深い作品です。 自傷や犯罪表現のある作品が多いので、自分の作品が嫌い、という方も多いかもしれません。でも、それはそれで良いと思います。好きな作品を選ぶのは読み手の方の権利だと思いますし、自分は書きたいものを書いているので、お互いに楽しめればよいかと思います。
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