「書くのをやめる」

1/1

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ

「書くのをやめる」

「あー・・・そっかー・・・うーん・・・」 妄想コンテストの結果を見た時の 毎度の反応です。 気がつけば、妄想コンテスト『ひんやり』の頃から応募をする自分・・・過去に応募した作品を見返すと、改善点がたくさん。 「同じことを繰り返し書きすぎてる・・・」「この書き方では情景が曖昧・・・」「キャラクターの性格が所々ズレている・・・」「何を伝えたいのかが分からない・・・」 自分の作品に自分で次々と酷評・・・(´;ω;`)ウッ… 皆さんの作品を拝読させていただきますと、 胸にぐぐっとくる作品  ラストで度肝を抜かれるスリリングな作品  ほっこり笑顔になれる作品  深く深く考えさせられる作品 素敵な作品ばかり・・・♡ 自分もまだまだ経験を積まないとな!!と思うのですが  ちょっと気持ちが重くなってしまうこともあります。 執筆活動は好き。 でも  なんだか調子が出ない・・・  自分が本当に書きたいものを書けているのか・・・  読んで下さる方々のことを考えて書けているのか・・・  色々な思いがウロウロしてしまって、整理できない。 そんな時  蘇るアニメーション映画の1場面があります。 ジブリ映画『魔女の宅急便』に出てくる、ウルスラという女の子とキキの会話場面。 (ウルスラは、森の中で絵を描いて生活している女の子です。キキが配達品のぬいぐるみを落とした時に、拾ってくれました。) 魔力が弱くなり、ほうきで飛べなくなったキキに「(がんばっても)どうしても飛べなかったら?」と聞かれた際の言葉。 『描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝をしたり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ。』 考えて考えて・・・あ、どうしたらいいか分からないな と思った時、私は一旦別のことに目を向けるようにしています。 それが資料をホチキス止めする作業かもしれないし、アイスを食べる行為かもしれないし、いつもより早めに布団でゴロンゴロンすることかもしれない。でも、そうしているうちに何かが降ってきて、書きたくなります。 コンテストのアイデアも、そういった所からヒントを得ることが多いです。 好きなことを続けたい・・・時々は「書くのをやめる」選択肢を使いながら、これからもゆるゆるで頑張りたと思います。 余談ですが  もふりランキングでは 『ハウルの動く城』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』『耳をすませば』は、改めてじっくり見たい作品の上位になっています。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加