ゲスト回の反省

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 その点で一つとのさんからの質問でこのようなものがあった。  「忙しくて挫けそうになったらどうするか?」  あの時はとにかく練習をして次は褒めてもらうように頑張るとお応えした。  リハではそれにプラスして「落ち込んでふさぎ込んでもいいことは起きないのだから、とにかく前向きになろうと練習する」という話を続けるはずだったのだが、本番はコメントに気を取られポロリと抜けてしまった。  そんな私の言葉以上にとのさんのコメントがさらに良かったのにそれを届けることが出来なかったのは非常に悔やまれる。  確かその時のとのさんが言っていたのは、 『落ち込んでマイナスになっているときは何事もマイナスにしかならない。  コストパフォーマンスも落ちるので、後ろ向きにならないほうがいい。』  と、言ったニュアンスの言葉だったと思う。  いや、もっと良い言い回しだった気がする。  これを届けることが出来なかったのは私の失態だ。  実生活などでも落ち込むことはある。  試験にテスト、仕事だってそうだろう。  ましてや、エブリスタなどで作家業に勤しむ方ならなおのことだ。  コンテストに落ちることもあれば、試験やオーディションになかなか受からないなんてことは多い。  何より賞をいただくお仕事をいただく試験に受かるということは稀である。
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