ゲスト回の反省

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 誰かに認めてもらうのはとても大変なことだ。  逆に認めてもらったとして、認められなかった人はもっとたくさんいる。  好きなバンドのRADWIMPSの曲で「夢番地」があるが、この歌詞にもある。  ―――僕はきっと今誰かの夢の上に立っている  実際、養成所時代に一緒に学んだ学友の中にはその道を諦めた子が多くいる。  私なんかより素晴らしい才能のある子たちばかりだ。  でも彼、彼女らは後ろ向きではなく前向きな子もいた。 『新しくやりたいことが見つかった。』  挫折ではなく新しい形での夢の生成。  『逃げ』だという人もいるだろう。  でも、私はそれを『逃げ』などとは思わない。  ましてやこのコロナ巻で従来の方法では夢を追うことが難しくなった時だからこそ、新しい形で夢を追うのも一つの手だと思っている。  話がだいぶそれてしまった。  私の場合はまずは目に見える問題を一つ一つ確実に解決していくことが大きな一歩になると信じている。  文章についても声の仕事に関してだ。  反省はサルでもできるとはよく言ったもので、反省しても次に生かせなければ意味はない。  今回の本番は一回きりで、もし次回があったとしてもそれはまた別物だ。  同じような声の仕事だってあるかもしれない。  そんな時に同じ失態や反省をすることないように今は活舌練習と舌の筋トレを欠かさず行うという目標を立て日々を過ごそうと思う。  
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