456人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっ〜それは無いんじゃないですか?
2人が幸せなら嬉しいですけど…。
今だからいっちゃいますが松沼さんにクリスマス誘われたんです。
私と板倉さんってタイプ似てますか?
そうだ、進くんは2人と付き合ってるんだからぜひ聞きたい」
会社を辞めてから、俺の事を進くんと呼び始めた星姫ちゃんが、ソファーの上に正座になって、俺を見つめて答えを待つ。
そうだな…遊びじゃなくて付き合うとなると、超えておきたいラインはあって、好みじゃない人を彼女に選ぶ事はしない。
でも星姫ちゃんの場合、絶対巨乳じゃなきゃダメ、長身、ぽっちゃりじゃなきゃダメと譲れないこだわりが無い限り、男達は付き合いたいと思う可愛さと性格の良さを持っているから、似てるとか似てないとかの次元じゃない。
芸能人みたいなそんな感覚だが、本人に自覚が無いのが厄介でもあり、良いとこなのだ。
沙耶香は…
最初のコメントを投稿しよう!