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「えっ〜それは無いんじゃないですか? 2人が幸せなら嬉しいですけど…。 今だからいっちゃいますが松沼さんにクリスマス誘われたんです。 私と板倉さんってタイプ似てますか? そうだ、進くんは2人と付き合ってるんだからぜひ聞きたい」 会社を辞めてから、俺の事を進くんと呼び始めた星姫ちゃんが、ソファーの上に正座になって、俺を見つめて答えを待つ。 そうだな…遊びじゃなくて付き合うとなると、超えておきたいラインはあって、好みじゃない人を彼女に選ぶ事はしない。 でも星姫ちゃんの場合、絶対巨乳じゃなきゃダメ、長身、ぽっちゃりじゃなきゃダメと譲れないこだわりが無い限り、男達は付き合いたいと思う可愛さと性格の良さを持っているから、似てるとか似てないとかの次元じゃない。 芸能人みたいなそんな感覚だが、本人に自覚が無いのが厄介でもあり、良いとこなのだ。 沙耶香は…
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