プロローグ

1/1
前へ
/323ページ
次へ

プロローグ

妊娠させた俺の心の器はちいせぇ。 それが間違いだと気づいたのは、産婦人科病院から玲が消えたと報告をもらった時だ。 玲の心の奥にある闇は俺よりも深い。 もう少し配慮すべきだった。 だが、必ず玲は俺の前に現れるはずだ。 キーパーソンである彫り師の爺さんが貴島組に居るからな。
/323ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2264人が本棚に入れています
本棚に追加