契約書にサインを

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契約書にサインを

「お察しの通り、私はロデムでございます。今から、あなた様をバべルの塔にお連れしますが、その前に、サインプリーズ!」  なぜ、そこだけ英語なのか。今は問うまい。 「何ですか、これは?」 「バべルの塔の場所は、トップシークレットなのです。もし、他言した場合は」  女の目が、怪しく光った。  ゴクリ 「ど、どうなるんですか?」 「市中引き回しの上、打ち首獄門でございます」 「ちょっ、日本の司法制度完全無視だよね?」 「古代ハビロニアの掟でございますから」  ロデムは、本物だと思うけど、この人について行って良いのだろうか?
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