358人が本棚に入れています
本棚に追加
「あぁ、すげぇ。気持ち、いッ」
「大翔くん、とっても元気だね」
肉茎を扱き、舌で裏筋を往復しながら楓はちゅっちゅと先端を吸う。
始めは、恐怖心でいっぱいだった。
まるで、ヤらなければ殺す、と脅されたかのように、震えあがってこの年下の少年に施した。
だが、今では違う。
生まれはヤクザの家ではあるが、少々口は悪い大翔だが、性根は優しい明るい少年だった。
勉強が終わってのリラックスタイムは、大翔へのご褒美だ。
楓は、深く咥え込んで抜き差しを始めた。
「あ、ヤバい。ヤバい、先生。い、イくッ! 出るぅ!」
「……」
黙って喉奥へペニスをいざなうと、大翔は震えて射精した。
「ぅお、おぅお!」
抵抗もなく、楓は精を飲み込んだ。
何度も何度も、喉へ送った。
「ふぅ」
出し尽くして萎えた大翔を、楓は優しく舐めて清めた。
「へへ。先生、俺、早漏かなぁ?」
「そんなことないよ。悦かったよ」
楓の返事に満足したのか、大翔は弾むように言った。
「じゃあ、行こうぜ。親父んトコ」
「うん」
実はそれこそが、楓は気になっていた。
最初のコメントを投稿しよう!