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止まってしまった楓の愛撫に、征生は自分の本性を知られたことに気が付いた。
「楓、俺が怖いか?」
優しい、征生の声。
だが、そうだった。
(征生さんは、ヤクザだったんだ)
でも……、でも!
楓は喉奥まで、征生のペニスを咥え込んだ。
(この気持ち、抑えられない!)
ディープスロートに時々むせながら、楓は必死で征生に奉仕した。
柔らかな中咽頭まで呑み込む勢いで抜き差しをする楓に、征生は昂った。
「いいんだな、楓。俺の、ヤクザのものになっても!」
「うぅうッ!」
むせて涙をこぼした楓の頭をそっと掴むと、征生はペニスを彼の口から抜き出した。
すぐさま華奢なその身体をベッドに横たえ、後膣に指を入れてみた。
そこは充分解れている。
それもそのはず、今夜も楓はこの美しい体を大翔に捧げているのだから。
組長の息子に嫉妬するなど、許されない。
ましてや相手は、高校生だ。
10歳も年下の少年だ。
しかし、大人の余裕でそれを受け流すには、征生は楓に惚れ過ぎていた。
「挿れるぞ」
「は、はい」
太く硬い征生のものが、楓の身体を貫いて来た。
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