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ゆっくりと、腸壁を擦りながら、奥へ奥へと侵入する征生のペニスに、楓は声を上げていた。
「あぁ、あ! はっあ、あぁ! んぁああ!」
やだ。
何、これ。
「い、い……ッ! 気持ち、悦いぃ……ッ!」
悲鳴のような楓の声に、征生は燃えた。
そうだろう、と悦に入った。
今までどんな男と付き合ったかは知らないが、大翔さんがどんな具合かは知らないが。
「俺を、忘れられなくしてやる」
征生は、そう囁いた。
危険な香りを、振りまいた。
「あぁ! だ、め……ッ。それ、は。それはダメえぇッ!」
今度は、ゆっくりと腰を退いてゆく。
内壁が逆に引き攣れ、魂まで抜かれそうな快感が楓を襲った。
「ッあ! あぁ、あんんッ!」
それだけで、楓は精を放ってしまった。
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