まだ続きがあるとか、これ以上はもう言えないとか。

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 居たとして、見つけることも困難だろうし、ハバキリの欠片も見つかるとは思っていない。  ただ、それらを探すことで力あるものは見つけられるかもしれない、とは思っていた。  ハバキリでなくとも、代用できる神剣も見つかるかもしれない。  そうなれば、神威の中にあるものも、出雲大社にある大国主命をも再封印出来る可能性が生まれるはずだ。  あの巫女会議の数日後、ハバキリを護国寺神楽が持ってきた。  その波動は、出雲大社に祀られているあの『雨の叢雲』と似たもので、姫巫女の言う通り兄弟剣とも呼べるかもしれないと、那智も感じた。  感じたけれど……。 「それで、伊勢の方は欠片が集まったのかしらね?」 「どうかな。何の連絡もないところを見ると……」
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